草むしりや剪定で困るのは、その後の処理ですよね。夢中になって草むしりをして、気が付いたら草の山ができていた、なんてこと、結構あります。枝もバッサリ切ったはいいけど、ゴミ袋には入らないし、どうしよう?と困ったこともあります。

取った雑草や枝は、ひとまず日当たりの良い場所に放置してください。日に当てて、水分を飛ばす、つまり枯らすのです。青々としたままの雑草はかさばりますし、ゴミ袋が何枚あっても足りません。自治体によっては枯れていない草は有料ゴミ扱い、というところもあるので注意してください。

我が家はゴミとして細々出していましたが、それでも一度には出せないほど大量に雑草があります。そこで、抜いた草を肥料として使うことにしました。やり方は、先ほど書いたように、日当たりの良い場所で枯らして、放置するだけ。植物ですから、そのうち土に戻っていきます。できれば、コンポスト容器を使う方が効率的ですし、生ゴミ処理もできるので良いのですが、うちはそこまで手が回らないので、直接穴を掘って雑草を積んでいきました。

完全に枯れていないと、雑草が再び土に根付いてしまいますが、次から次に積んでいくので、伸びても大したことはありません。下には日光が当たらないので、結局成長しきれないからです。完全に土に戻るまでは数か月掛かりますが、これでゴミ袋代がかなり浮きました。

枝の方ですが、これは雑草と違って土に戻るのに数年単位かかります。私が住んでいる自治体では、60cmほどに切って、まとめて縛っておくと、燃えるゴミで回収してくれます。これも各自治体によって違うので、お住まいの地域での処理法を問い合わせてみてください。

工作がお好きな方は、形の良い枝を使ってリーフを作ったり、写真の枠組みにしてみたりと、色々再利用されています。長めの枝なら、何本か土に突き刺して、簡単な柵も作れますね。

なんにせよ、ゴミに出す場合は、枯らしてからなるべく多くゴミ袋に入るように、一度に大量にではなく、こまめに出すようにしましょう。